素晴らしい作品に出会ってしまった・・・。
この作品の良い所その1 : 視点がいい。ほぼ全てPOVショットで構成されており、まるで自分が主人公になったかのように作品の世界に入り込め、最後までハラハラが止まらない。
その2 : 美人さんを思う存分拝める。
皆スタイル抜群、ノラ・アルネデゼールなどタイプすぎて、観ているだけでアドレナリン全開になった。
その3 : 息のひきとり方がリアルで美しい。
グロいのが苦手で絶対に見れないと思っていたが、美女を対象とし、彼なりの理由があることから、終始アートとして観れた。
皆が思う存分気持ちを行動にさらけ出していて見ていて清々しい。
母の愛を求めていたが、マネキンのようにひた隠しにし、女性達を自分の思い通りの人間にするにはマネキンにするしかなかったのか。
髪だけは、彼の中で唯一母との綺麗な思い出を連想させるのだろうか。
やはり親が愛し方を分からなかったら、子も分からないまま、愛されることを求めるばかりで愛することが分からない。
子供の歪んだ親への執着心の行きつく先が自らを苦しめることがやるせない。
