Masataka

セデック・バレ 第一部 太陽旗のMasatakaのレビュー・感想・評価

3.2
開始5分くらいまで、アジア版アポカリプトかな?と思った。違った。
いわゆる「抗日映画」などではなく、フラットな立場から作ろうとしているのがよくわかる。日本人キャストもちょくちょく有名な人が出ている割に日本であまり話題にならなかったのは、題材が題材だからなのか。
ただフラット過ぎるからか、どちら側にも肩入れ出来ないと言うか、統治支配する日本人にも、中にはいいヤツかつイケメン(安藤政信)もいるけど、ステレオタイプに嫌なやつがいるし、でもセデック族側もやり過ぎだし…いやまぁそれが史実なのだから仕方ないのだけど。第一部は何だかすごい後味悪く終わってしまった。意図的な気もするけど。第二部に期待したい。ディーン・フジオカも出るし。
美術がとても良い仕事をしていて、画の雰囲気は素晴らしい。お金かけてる。
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