セデック・バレ 第一部 太陽旗の作品情報・感想・評価

「セデック・バレ 第一部 太陽旗」に投稿された感想・評価

yt

ytの感想・評価

4.9
いいぞいいぞォ~♪
さきこ

さきこの感想・評価

5.0
1部2部構成で、両方観た。大学の講義で観たんだけど、私の嗚咽だけ他の人より大きくて恥ずかしかった。
台湾少数民族の首狩り族の実話が基らしい。ビビアン・スーが出ているのは、彼女はこの少数民族の血を継いでいるかららしい。グロ耐性ある人は霧社事件で画像検索してくれ。
セデック族の考え方はどこまでも異文化で、私は全く共感できなかったし、反対だった。でもあれが彼らの考え方で、彼らの論理で組み立てられている。
絶対に無理だとわかっていても、抗えない衝動があって、それを貫くことが彼らの民族としての矜持だったんだろう。
日本人は植民地になったことがないから、アイデンティティを否定された彼らの気持ちを否定することができない。
他人のルーツは尊重するべきだ。忘れてはいけない事件だと思う。
部族の誇り

実際にあった霧社事件を題材としている作品。
部族としての名誉や誇りを取り戻すために日本軍に武装蜂起するセデック族。

ラストの日本人を殺していくシーンは
なんとも言えない「悲しさ」が感じられた。
日本統治時代の台湾で起きた先住民達の暴動の話し。
セデック族目線のストーリー。
セデック族ものすごい。
歴史を知らない自分が恥ずかしくなる。
さぁ続けて第二部観よ。
K2

K2の感想・評価

3.7
下関条約により割譲された台湾に生きる部族。

歌と踊りのシーンに誇りとアイデンティティが集約されていてとても素晴らしい
現代の価値観による歴史修正的な物語では断じてないところ。所謂、抗日的な作品ニュアンスはあれど、決して反日プロパガンダとしてはまったく描いていないため、この程度の日本人の描かれ方でヘソを曲げる日本人であっては、そもそも、作品の評価ができないと思う。
それぐらい事件に対して双方に配慮の目配せの上で、本作は所謂、先住民的な民族意識と、近代という時代のもたらす「お節介」の物語して機能していると思う。

これが、不思議とハリウッド製、対日本軍を描いた2次大戦モノになると、ある種現代の風俗的に「野蛮な習慣」みたいなものがアメリカをはじめとする西洋文化に対してとにかく理解不能な島国根性として描かれてしまうのだが、彼らセデック族の物語であれば、今度は日本人の側が近代の象徴として、何か偉そうに見えてしまう。

僕らが享受する近代というのは、西洋のお節介に沿って得たものかもしれなく、また、アジア諸国に対して、そのお節介を与えた結果、そして人類そのものが「進歩」の名目で均一化を促進し、つまり、それは多くの文化的、そして人間の尊厳を奪ってきたことにより、多くの血を流してきたという歴史の重みというものをこの物語から感じる。

そして、これは、あくまで前半であり。
要するに、このラストで描かれたこと自体が要するにまだ始まりでしかないということなのだ。
そして、この、長い前半の中で。
もう結構なうんざりするぐらいの悲劇が起きる。
しかし、物語的な美しさと見事さが伝えてくれるので面白い。
mochikun

mochikunの感想・評価

4.3
間違いなく大傑作です。
色々とショッキングで唖然しました。その色々という言葉の中には当然のことですが自分の日本人としての意識に、罪悪感を抱かせられるようなものも含まれています。

とはいえ、どなたかのレビューにも書かれていますが、僕も公平に作られた映画だと思いました。安藤政信のような優しい人もいれば、そうでない人もいましたし、木村祐一のようにどっちとも取れるようなキャラクターもいたので、いわゆる一方向のプロパガンダ映画ではないし、エンタメとしても十分機能しているので啓蒙映画という感じでもない。色んな意味ですごくバランスの取れた映画だと思いました。
セデック族です
changye

changyeの感想・評価

4.2
たった今、この一部鑑賞し終わったところでまず感想を‼

この作品! スゴい!
一言でいうと「美しい」!!
内容はとてもとても重いんだけれど、だけど、とてもとてもとても美しい作品だと思った。

美しい映像。
台湾の自然、山々、森、川、太陽が綺麗すぎる。
そして場面の切り替えや流れ、演出がとても美しい。

美しい音楽。
血や首が吹き飛びまくる戦闘シーンに音楽が流れるんだけど、音楽が美しくて血みどろの生臭さをあまり感じない。凶暴・野蛮というより、繊細で切ない闘いという感じ。

受け継がれた民族の伝統。
民族衣装、踊り、音楽、文化、そして胸に刻まれている民族としての誇り。

続きを見たいから、レビューはこの辺にしようと思うのだけど何だろう、生きる上での「誇り」って難しいなと。
男たちの「死んでもいい、セデック族の誇りのために闘いたい」という想い。
それに対して女たちの「男たちは何をやらかしてるのよ」という想い。
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