セデック・バレ 第一部 太陽旗の作品情報・感想・評価

「セデック・バレ 第一部 太陽旗」に投稿された感想・評価

Azusa

Azusaの感想・評価

4.3
見応えのある2時間半

語彙力なさすぎて、
すごい・ど迫力
しか出てこん

身体の動かしかた、動く筋肉全てがすごい

このレビューはネタバレを含みます

2011年台湾。原題『賽德克·巴萊』英題"Seediq Bale"(「真の人」)。1930年の霧社事件を史実を元に脚色。第一部ではマヘボ族の頭目モーナ・ルダオの若き日とその30年後に対日武装蜂起するまでを、第二部では運動会を襲ってからの血みどろの戦いを描く。日本人の描き方は驚く程フェアである。しかしその高貴で誇り高い人々が他民族を対等な存在として尊重せず尊厳を踏みにじっていく様には、「教育」という名目の傲慢さが表れている。林慶台演じるモーナ・ルダオのカリスマ性が凄まじい。21世紀のモンド映画でもあった。
老婆心

老婆心の感想・評価

4.4
魂の戦い。魂とは何か。
激しい暴力の中で輝く生命に心揺さぶられる。
AM

AMの感想・評価

4.2
台湾は親日だという言説をよく耳にし、多くの人がそれを鵜呑みにしている。確かに好意的かもしれないが、その言葉は日本からの一方的な決めつけだ。多くの日本人が、過去に日本という国がその地で何をしてきたかをよく知らない。この映画は日本人にとっても日本の歴史の一側面を知り、考えるのに良いと思う。支配者の日本を悪役一辺倒に描いていないのが好感が持てる。血の儀式の残虐性を余すことなく描いており、事実を正確に伝えようという姿勢が見える。
モーナルダオのカリスマ性に圧倒された
歌もきれいだった
kyoko

kyokoの感想・評価

-
1930年日本統治下の台湾で起こった原住民族の蜂起「霧社事件」の惨劇と鎮圧までを描いた、二部構成・4時間半の大作。
※レビューは第一部のほうに集約。

日本による同化政策で言語も名前も奪われ、肉体労働を強いられていたセデック族が、霧社で開催された運動会当日に日本人を襲撃し130人以上を殺害。「首狩り族」である彼らによって多くの人の首が切られた。

この蜂起の目的が報復や征圧のためというよりも、「虹の橋の向こうにある永遠の狩り場で先祖とともに幸せに暮らしたい」という純粋な願いだったことにかなり驚いてしまった。願いを叶えるためには「首狩り族の真の勇者として死ぬ」必要があるのだ。
強烈な土着信仰はこれほどまでに人間を駆り立てるのかと怖くもある。

母親と少年たちの別れ、女たちの覚悟、悲願をとげる男たちとそれを黙って見送る女たち……第二部は泣ける場面が多かった。
日本人警官として生活していたセデック族の青年ふたりの最期が痛ましい。どちらにもいけない魂は、不幸だろうか、それとも自由だろうか。

男子の通過儀礼として敵対する者の首を狩ることが文化だったとは言え、セデックの男たちの行いはやはり蛮行に思える。しかしそれ以上に蛮行的だったのは褒賞を餌にセデック人同士で首を狩らせた日本人だった。
その事実に溜息をついていたところでの、最後の蒲田司令官(河原さぶ)と小島(安藤政信)のやりとりに茫然。なんなのこのすっとぼけた会話は。
なんだか白けた気持ちで終わってしまった。

民族の誇りを守りぬく生き方は尊いと思う。それでも「あのバカものたちが」と男たちに対して怒りを隠さなかったセデックの老女に激しく肯いてしまうのは、自分が女だからだろうか。
僕は他の人より高評価
もう一度見てみたい
半日でも親日でもない台湾の心情がよくわかる
高砂族の誇りと侍の誇りを重ね合わせている
面白かった~
K

Kの感想・評価

3.8
題材は霧社事件。緑に映える紅い桜。輪唱。虹。多くの日本人がこれほど過酷な状況で戦い命を落としていた史実を知らなかった。「葛藤を切り裂け」が印象的。戦闘における強靭な信念と底知れぬ虚しさを強く感じた。
AKOchan

AKOchanの感想・評価

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台湾の雄大な自然や、原住民の文化を緻密に描いた名作。民族の誇りとは何なのかを感じられる。日本軍側とセデック族の両方の葛藤が繊細な心理描写で表現しているので見応え有り。戦闘シーンは中々グロい。
ギプス

ギプスの感想・評価

5.0
全てが圧倒的だった
セデック族、特にモーナ・ルダオ役のリン・チンタイの顔力といったら!
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