ブルックリン99にハマって、アンディサムバーグの他の役が見てみたかった
という動機だけだったけど…
セレステとジェシー、ただその2人だけの話で、特に群像劇ってわけでもなく、とても「シンプル」。
でもいちいちセレステにはいらいらしつつ、どこか自分みたいにも見えて辛い。こんなに単純な恋愛映画がまだ作れるとは。純粋すぎるほどに1つの関係性を掘り下げていって、セレステの性格を痛いほど細かく描写してくる。
やっぱり1番の名シーンは冒頭のリリーアレンのlittlest things。リリーアレンの曲のうちでは1番の名曲でもある。
セレステ&ジェシー、ではありながら、ジェシーはあくまでもセレステの相手であって、主役ではない。アンディサムバーグの良さが表れていたからというとちょっと物足りない。でも映画自体にはすごく満足したのでよしとする。これはあくまでもセレステのための、そしてこういう女性のための映画だから。