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ポゼッションのabdmのレビュー・感想・評価

ポゼッション(2012年製作の映画)
2.5
上体を上下に揺らしながらブツブツ何かを唱えるユダヤ式の除霊方法が見れる。途中「娘さんに手を置いて!」と叫ぶのだがそこでの「プチョヘンザ」は卑怯。
割とこういう系の映画で大事なとこだったのにその一言で笑ってしまった。スッゲーリズムとりながらプチョヘンザ言ってんだもん。

豹変する娘の話少なくほぼそれに葛藤する父親の話が中心。だから娘豹変したとこでさほどの衝撃はない。ホラーの怖さは現実のなにかと直接結びついているってよく言われるからこの映画の恐怖はなんだろなと考えてみたところ、娘が父親でない別の男性(ミュージシャンだったり俳優だったり)に惚れて思春期を迎えてしまい、それに納得できない父親の娘に対する恐怖心なのかなと思うと合点がいった。よかったよかった。

あとレントゲン撮影のシーンは割と新しいことしてんなぁって思ったが、悪魔に取り憑かれるってそんな物理的な事なのか?じゃあ解剖したら出てくんの?という邪念を抱いてしまったよ。
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