光一

ポゼッションの光一のレビュー・感想・評価

ポゼッション(2012年製作の映画)
3.5
<ホラーというコーティングの下に愛が込められた映画>
 
同じ映像構図+同じ音楽を所々に差し入れることでテンポを作っていた。電球の暗と明を小気味良いペースで組み合わせてコントラストを作っていた。ホラー映画にしては作り込みの良い作品だと思いました。
 
離婚一家の次女が吸い寄せられるように買ってしまった木箱がヤバいやつで、それから起こる恐怖の数々。異変に気付かず、離婚を元夫のせいにしては、別の男に慰められる元妻。異変に気付き、娘のために霊と闘いを挑む不器用な元夫。果たしてこの物語の行方は!って感じです笑
 
実話に基づいた憑依系ホラー作品でした。実話とか怖い、、
 
あくまで僕の持論ですが、殺される人と殺されない人の棲み分けを意識して観ると、この作品のテーマやこだわりがより伝わって来ると思います。
  
シナリオ点3
構成点3
演出点3
映像音楽点5
印象点4
エモーショナル点3
追加点×
総合点3.5
光一

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