モールス

サロゲートのモールスのレビュー・感想・評価

サロゲート(2009年製作の映画)
4.0
ロボットそのものが知能を持ち、自らの意思で言葉を発し、体を動かす映画は結構数はあります。しかし、自身の脳波でロボットを遠隔操作して外出を代理ロボットに任せる発想はなかった気がしますね。
敢えて近い作品でいうと、「マトリックス」でしょうか?
テクロジーに頼りすぎてるはわかりに、外の世界に順応できないところはゲームやスマホに依存やしてる現代人と何ら変わりがないように見えます。
本作でロボットを手に入れることができるのは所謂富裕層の人々です。確かに命を落とすリスクもなくなるし、死は遠ざかるとは思います。でもその反対側の人間として、貧困層の人が登場した時に生を全うしてるのは実際に自分の体で生きてる貧困層の人々だと感じました。奥が深く見応えは十分でした。
これだけの内容をよく1時間半の短い尺でまとめていて大変観やすい作品です。
ブルース・ウィリスのSF作品と言えば、本作だと思いますね。
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