2019年 56本目
一夜に起こった96分間のとある事件に関するお話。男女4人が同じ車に乗ってるんだけどその内の1人が真性のクズで、役柄とはいえこんなの演じるのとか大変だなと思ってしまいます。役者さんって凄ぇなあ〜ホント。
話は、現在進行形の車の中のお話と、そこに至るまでの各人のシーンが交互に挟まれていきます。「どんな人間にでも救いはあるはずだ」と思いたい所ですが、この真性のクズにだけはどんな救いも無いですね。こんなのに手を差し伸べたら自分が損するだけ。
人生には様々な選択肢があるのですが、一瞬の判断ミスで一生を棒に振る事もあるのだという、怖い瞬間を見せてくれる映画。自分だけが気をつけけても避けようのない悲劇って実際にありますしね。
で、この映画の裏主役とも言うべき真性クズ野郎は、結構映画観てる僕でもかなり上位ランクのクズ野郎だと思うので、このキャラクターを活かして是非次回のマーベル作品なんかに最強のクズヴィランとして登場してもらいたいくらいです。
とりあえず、映画観た後の感想がこのクズ人間の事ばかりになってる時点で、この役者さん凄いなぁと思うばかりです。