WSW

欲望のバージニアのWSWのレビュー・感想・評価

欲望のバージニア(2012年製作の映画)
4.0
痺れる映画だった。もうホント、痺れまくり。

穏やかなシーンとアイアンナックルに熱したタールを使った暴力シーンとの緩急が良かった。そんな穏やかなシーンを形作るのは、3兄弟の末っ子ジャックとその親友クリケット。彼らは兄弟の密造機の整備から運転手として、将又青春の色恋を起こしつつ映画の中に和やかな雰囲気を漂わせてくれます。そんな中、つぶらな瞳俳優トムハーディ演じるフォレストが登場するシーンは、穏やかな中にも張り詰めた緊張感が漂っていて「こいつは怒らせたらヤバい」と思わせてくれます。
唸るように話すトムハーディ。大きな身体で肩で歩くトムハーディ…!眉間に皺を寄せ視線を外さず睨みつけるトムハーディ!!!って、目が可愛いな!!!おい!!
そうなんです。目は嘘をつかない、というように、彼は信念を持ち優しさに溢れた不器用な男なんです。リンクスにボコボコにされたジャックを見る目、マギーを見つめる目は優しさそのもの。
主人公は三男ジャックなので、ずっと出ずっぱりってわけでは無いのですが、その存在感から久し振りに映画の役にグッときました。
だがしかし、ゲイリーオールドマン演じるフロイド・バナーさん。シカゴのギャング何ですが、この人の登場シーンはトムハーディを軽く飛び越える渋さで俺は痺れました。何だ何だあのウィンクは!カッコ良い…俺もやりたい…俺にもあの渋さが欲しい……。

と、面白い映画だったんですけど
今日全て見切るまでに3回くらいレンタルしては、途中まで見て返しを繰り返してしまったので、もう少し派手なアクションにグロさがあったら惹きつけられたかなぁと思いました!