キミシマムザ裕君

欲望のバージニアのキミシマムザ裕君のレビュー・感想・評価

欲望のバージニア(2012年製作の映画)
4.2
禁酒法時代のアメリカ・バージニア。密造酒を売るボンデュランド家三兄弟の元に政府の捜査官が賄賂を払えば黙認すると要求するが彼らは自らの信念に反すると突き返してしまい…

トムハーディ×シャイアラブーフ×ジェイソンクラーク他(後述)
による豪華キャストでお送りする2012年制作のクライムドラマ。実話を元にした小説を映画化。
てっきり最近ハマってる西部劇映画かと思いきやよくよく考えたらバージニアってアメリカの東部だし、禁酒法時代の物語ということで今作は

#キミシマムザギャングセレクト

に登録だ!!他のギャング映画もここからチェック!


視聴数が1000ちょっとで平均点も3.6点と中途半端に埋もれてしまっている感が否めない今作だが…
自分は超絶プッシュしていきたい!!!!
なんだこの映画カッコイイ!!!
ということで熱量若干多めでこの映画の紹介をしていこうと思う。
(※長文&駄文になります。ご注意ください)

そもそも自分は皆さん知っての通りギャング映画が大好きなのだが、特に禁酒法時代を取り扱った作品は名作が多い!
『アンタッチャブル』や『ワンスアポンアタイムインアメリカ(未鑑賞)』コーエン兄弟の『ミラーズクロッシング』なんかもそうだ。
やはり楽しみである”酒”を政府によって抑圧されていることによる鬱憤や負のエネルギーが溜まっているあの世の中の空気感が大好きなのだ!その政府に真っ向から逆らっているギャング達がもうロックなのだ!ルールなんて気にしない自分たちの信念を貫き通す男たちの背中からロック魂を感じるのだ!
(キミシマムザ裕君は法を遵守するいたって平凡な日本人です。)
今作もそんなロックで三兄弟が主人公。
政府が賄賂を払えば見逃すと言っている密造酒商売に対しても

「気に食わねぇ」

の一言でNOを突き出す男気!周りの奴らが次々と従っていく中もこの兄弟だけは絶対に服従しない!
さっすがボンデュランド兄弟ッ!俺たちに出来ないことを平然とやってのける!そこに痺れる憧れるゥゥ!!
他にも当時を想起させる渋い衣装や銃、洒落た音楽、とにかくこの映画から醸し出される空気がとても気に入った!

そして何よりもそれを演じる豪華な俳優陣!!自分のセンサーに反応しまくりなナイス配役だ!
※ハリウッド俳優に興味のない人には苦痛な長文になりますのでご注意ください。

まずは主人公!三兄弟の末っ子を演じるはコストパフォーマンスがいい俳優(出演費の割りに稼いでくれる)として有名なシャイアラブーフ!
大人になり切れない生意気な青年を演じさせたら現代では№1だろう!『トランスフォーマー』シリーズよりも好きだ!今作は彼が”こじらせた青年”から”真の男”へと成長していく物語でもあるぞ!

酒浸りの頼れる長男役にはジェイソンクラーク!
彼の名前はあまり知られていないが最近では『猿の惑星:新世紀』や『ターミネーター:ジェニシス』そして『エベレスト 3D』など新作に出っぱなしの便利な(失礼)俳優だ!今作ではマキシマムザホルモンもびっくりのデス声のような野獣の雄たけびを聞けるぞ!ウ”オ”オ”ォ”ォ”ォ”!

そしてそして!ほとんど主人公と言っていいほど周りを食っていた冷静沈着な不死身の次男を演じるのはトムハーディ!!!
『MADMAX』『ウォーリアー』『ダークナイトライジング』でもうこのアプリのユーザーなら知らない人はいないんじゃないかというくらい有名になった渋い俳優だが、今作、自分が観てきたトムハ出演映画の中でも1,2を争うかっこよさだ!

「真の強さは腕っぷしで決まるんじゃない、恐怖を制する心だ。」

とテンガロンハットにリボルバー銃を持った彼が言ったらもう女性陣はイチコロだろう!トムハーディファンは映画の内容に関わらず視聴待ったなしだ!
”ボンデュランド家の男は不滅”
という信じられないような噂に説得力を持たせる最高の役だった!

ヒロイン陣も負けていないぞ!
都会から来た謎の美女役にはジェシカチャスティン。
『インターステラー』『ゼロダークサーティ』でお馴染み?の彼女だが、今までは自分の変態レーダーが反応することはなかった…しかし!今作の彼女の透明感に完全にK.Oしてしまった!なんだこれ!キレイ!田舎町にこんな美人きたらそりゃ誰でもニヤニヤしちゃうって!!特に見てもらいたいのは彼女の背中だ!背中フェチに目覚めそうだったぞ!いやもう目覚めたぞ!

厳格な牧師の娘役にはミアワコウスカ。
『アリスインワンダーランド』で有名な彼女だが、今まで自分の変態レーダーが反応することはなかった…しかし!(以下略
”清純”という言葉をGoogle検索したら彼女の写真が出てきそうなくらい純粋に美しい姿…一枚の絵画として部屋に飾っておきたかった。彼女とシャイアラブーフのピュアな恋愛模様がこの映画の清涼剤となっているぞ!

わき役陣も負けてない!(まだ続くんかい)
大物ギャング役にはあのゲイリーオールドマン!
『LEON』『ハンニバル』などサイコな役の多い彼だがこの映画では出演時間は少ない。しかし!ファン必見!彼の登場シーンは今まで見た中でも一番かっこいい!!!

さびれた街に突如現れた男はびしっと決めたスーツとハットで片手に持つはトミーガン。そして今まさに向こうからやってくる政府の車両の前に立ちふさがり銃を乱射!!そして脇で観ていたシャイアラブーフにウィンクをして去っていく…

ずるいだろうゲイリー!おいしいとこもって行き過ぎ!(笑)

そして今作一番の嫌われ役にガイピアース。
『メメント』『アイアンマン3』の彼が眉毛全剃りで参戦!正直クレジット見なきゃ誰かわからなかったぞ!絵にかいたような嫌なやつなので彼をいかに懲らしめるのかずっと楽しみだった(笑)
他にも『アメイジングスパイダーマン』で女性人気を獲得したデインデハーンが末っ子ラブーフの親友役をやるなど脇役も堅い!

とまぁ長々と語ってしまったが、この映画の平均が少しだけ低くなる理由もわかる。少し渋すぎるのだ。実話ベースの小説が原作のためたしかに物語全体の印象は地味だ。
それでも

男性「こんな男になりたい!!なるぞ!」
女性「こんな男に抱かれたい!抱いて!」

と思うこと間違いなしの隠れた良作であると自分は強く推していきたい!
ただ邦題は微妙だ!(笑)

ギャング映画好き、上述の豪華俳優のファン(特にトムハ、ゲイリーの登場シーン。ジェシカチャスティンとミアワコウスカ)そして男には曲げられない信念があると信じている古いタイプの人間の方々にはおススメの作品!!