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幸福の罪のbopapaのレビュー・感想・評価

幸福の罪(2011年製作の映画)
3.3
2019年 113本目

チェコ映画。チェコといえばボヘミアンピルスナー!劇中でパブのシーン映らんかな〜、美味しいビール飲んでるんかな〜と期待してましたがパブのシーンは無し!でも何とも言えない重さのある、ドキドキする映画でした。


ともかく最初から最後までにカメラがフォーカスする対象が次々と変わり、誰が主人公なのかわからないくらい。この人のバックグラウンドとこの人の話、関係あるんやろか?って思ってたものが少しずつ繋がっていくのは気持ち良い。

ミステリーとジャンル分けする程の凄い謎や謎解きがある映画では無いのですが、皆が少しずつ闇を抱えている為に誰の事も100%信じられないから、中盤まではどこに観てる側の立ち位置を固定するのかが大変。

スッキリするタイプの映画では無いのですが、自分的には最後までとても楽しめました。
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