困ったちゃん

幸福の罪の困ったちゃんのレビュー・感想・評価

幸福の罪(2011年製作の映画)
3.7
職権の乱用とも取れるキワどいシーンから植え付けられるある先入観。きっとそうだ、絶対そうだ。

仮面をかぶった登場人物たちの二転三転するサスペンスに最後まで目が離せなかった。冒頭の先入観は綺麗サッパリ拭い去られるが、思いもよらない種明かしでまたもや先入観のループへ。

一見地味な作品だけど、飽きさせることなく引きつける構成がいい。寒々とした映像にも好感(東欧贔屓なので…)。

ラストの重なる少女の顔が意味深でゾッとした。
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