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ブロンソンのdrawのレビュー・感想・評価

ブロンソン(2008年製作の映画)
3.4
「Drive」で日本でも知られるようになったニコラス・ウィンディング・レフン監督。
イギリスで最も有名な犯罪者マイケル・ピーターソンの半生。
主演のトム・ハーディの演技が注目されるきっかけにもなった作品。

先日"Drive"を見てニコラス監督のフェティシズムが刺さらなかった私。この映画では、自分にはまったく理解できない感性をひたすらぶつけられてる感覚。ある意味これも同じ人間だと。
とにかくトムハーディの演技が物凄く、肉体美とあの表情。常に狂気の中に身を置いてる男がかわいく見える瞬間など、トムが楽しめる。




※ネタバレかも





マイケルピーターソン
子供の頃から頭のネジが外れまくってる。野生の如く人を痛めつける。
親が叱るシーンは無く、常にマイケルを受け入れている。おかしい
有名になりたい。
ステージで半生を語っている形で進んでいく。人生の主人公は自分。
刑務所はとても居心地のいい場所。他の囚人の声は歓声に聴こえ、かまってくれる看守達。
19歳から刑務所。そこから現在までほぼ入りっぱなし。
獄中で出会ったポール。デビットボウイ?誰かに似たような佇まい。マイケルに"チャールズブロンソン"を命名。
芸術の才能があると。身体を真っ黒にペイントし、自身の作品を持っているところはなんとも強烈な印象。
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