どんちゃん

ブロンソンのどんちゃんのレビュー・感想・評価

ブロンソン(2008年製作の映画)
4.0
トム・ハーディ大暴れ‼️
昔コンビニで著名な犯罪者を集めた本があってそれでなんとなく覚えてたイギリスで最も有名な犯罪者って言われてるマイケル・ピーターソン(通称、チャールズ・ブロンソン)の半生を描いている。半生って言ってもそんな素敵なもんでもなんでもない。
何が気に食わないのか看守だろうが囚人だろうが殴りまくる蹴りまくる!トム・ハーディじゃないとできないよ…この役。ここまで無茶苦茶なのに殺人だけは犯していないなんてね…。鬼才レフン監督の見せ方もあるけどなんだかピーターソンが魅力的に見えてくるから不思議。
倫理観とカタルシスの間で引き裂かれるような嫌〜な感覚。
「時計じかけのオレンジ」や「グレアム・ヤング毒殺日記」を観たときと似た感覚で、どうやら犯罪者をブラックユーモアで包んだような作品が好きな自分にちょっぴり大丈夫か?と思う次第です…。
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