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スノータウンのrissaのレビュー・感想・評価

スノータウン(2011年製作の映画)
3.4
スノータウンという小さな町で、実際に起きた12人連続殺人事件の実話を元にしたストーリー。

序盤から胸の底に響く不穏な太鼓音。家族の日常生活の音、殺人シーンのリアルな音。劇中の全ての音が不穏な雰囲気を醸し出していた。

町の知人から性的暴力を受けていた主人公は、どうも男にだらしないような母親と新たに暮らし始めた男を父親として信用するようになる。だけど、その男は快楽殺人者。
父親であるはずのジョンの本当の姿を知ってしまった主人公は、怯えながらも抗うことができずに殺人行為に加担していく…のだけれど、とにかく主人公の救いようの無さに心がえぐられそうになる。

始終重苦しい雰囲気の映画。ストーリーが進めば進むほど主人公の苦しみは大きくなっていき、希望がとこにも見当たらない。
実際にあった事件だと知りながら見ると、あまりに淡々と殺人していくジョンの姿にリアルさを感じざるを得なくてゾッとした。
期待して観たけれど、あまりの暗さから鑑賞後に胸糞悪い気分をひきずってしまった。。