麻菜

スノータウンの麻菜のレビュー・感想・評価

スノータウン(2011年製作の映画)
4.5
1992年から1999年にかけてサウスオーストラリアの首都スノータウンで実際に起きた、スノータウン男女12人猟奇殺人事件
監督ジャスティンカーゼルと脚本ショーングラントの初期長編作品、完璧な虚飾の剥ぎ取り方だった
閉鎖的な環境で出来上がる価値観や倫理観は何を殺すのか
狂気とは即ち、同じことを繰り返し行い違う結果を期待することである
殺害シーンは、ラリークラークのBULLYに影響を受けているような気がした
人間はなかなか死なない、映画では一分足らずで死ぬけれど現実はそうじゃない
最も問題がありながら、最も賞賛されるべきシーンだったと思う
ニシキヘビの名前がビルマーレイという唯一のコメディシーン、そこだけ浮きすぎてもはや怖かった
麻菜

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