トランスマスター

エンド・オブ・ホワイトハウスのトランスマスターのレビュー・感想・評価

5.0
♯68 シークレットサービスが財務省の管轄という事は国土安全保障省(DHS)発足前なので、米国同時多発テロ以前の舞台設定。

三部作イッキ見 第一弾

主人公マイク・バニングはシークレットサービスの大統領警護官。大統領専用車”ビースト”の不慮の事故によってファーストレディを死なせてしまう。
それから主人公は1年半後、財務省の事務方の仕事に就く。
韓国の首相とブッシュJr.をハンサムに盛った”サウスポー”大統領の会談の最中に国籍不明のAC-130爆撃機がワシントンD.C.上空に侵入。ホワイトハウス周辺に無差別射撃を行う。シークレットサービスと韓国の首相(実質的な副大統領)と地下にあるバンカーへ韓国首相と共に避難する。密室のバンカーの中で韓国首相のボディガードにテロリストが含まれていたため少数のシークレットサービスが応戦するストーリー。

◆良い点/注目ポイント
・ただならぬ存在感で作品を通してキーマンとなるモーガン・フリーマン演じる人物は今作の役柄は大統領継承者第②位の下院議長。
・シークレットサービス長官のアンジェラ・バセットは知的でクールな美人ですがなんとアラ還!さすがアンチエイジング大国の実力。モデルはライス元国務長官だと私は勝手に思っています。

◆改善点
・大統領専用車”ビースト”はCGでも良いのでダミーも含めて2台並んで欲しいです。またミサイルの直撃に耐えられるタフなリムジン”ビースト”に興味を持った方は、動画配信サイトで本物のビーストのドアやガラスの厚さをお楽しみください。
・BGMの重厚なオーケストラの効果により必ず③回以上寝落ちします。

◆総括
・同時期に公開された『ホワイトハウスダウン』より遥かにこちらの方がオススメです。主人公が銃に頼らず元特殊部隊のスキルを用いて素手による武装解除(ディザーム)を多用しているところが水戸黄門の”格さん”の戦闘スタイルに似ています。

続編『エンド・オブ・キングダム』
の見直しレビュー
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三部作イッキ見 第ニ弾は
下段の
♯T.M2021年
(トランスマスターが2021年に見た映画)
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-2021年68本目-