スナフキン

メイジーの瞳のスナフキンのレビュー・感想・評価

メイジーの瞳(2012年製作の映画)
4.0
メイジーは両親の離婚により、10日ごとに父親と母親の家を行ったり来たりすることになる。
両親はどちらもメイジーを愛してはいるのだけれど、仕事優先でお互いのパートナーに子守りを任せっぱなし。そんな中、メイジーは両親のお互いのパートナーであるマーゴとリンカーンに心を開いていく。両親の言い争いを聞かされても、お迎えをすっぽかされても決して涙をみせないメイジーは、つねに全ての出来事を澄んだ瞳で見つめている。
この澄んだ瞳が見たものが、幼いメイジーにどれほど心の傷として残るのかと胸が痛くなるが、それでもメイジーは両親を愛している。

決して泣かないメイジーがただ一度泣いたとき、母の名ではなくマーゴの名を呼んだところは、締め付けられるシーンだった。
ラストは今後どうなるのか、観客の想像に委ねられているが、願わくば、マーゴとリンカーンが育ての親になってくれるといいのになあと思いました。

ジュリアン・ムーア姐さんの安定のウマサ(今回は本当にイラつく母親でした(笑))、アレキサンダー・スカルスガルドのカッコよさ、なによりメイジー役のオナタ・アプリールの名演技が素晴らしかったです。
付け加えると、メイジーの衣装が全部可愛くて、マーゴがしつらえてくれた子ども部屋も、あんな部屋に住んでみたい!と、全体の雰囲気も最高の良作でした。