8さん

メイジーの瞳の8さんのレビュー・感想・評価

メイジーの瞳(2012年製作の映画)
4.6

揺れ動く両親の元で暮らす6歳の女の子が翻弄される日常を描いたヒューマンドラマ作品。

ニューヨークに住む6歳の女の子メイジー。両親は離婚による親権争いの真っ只中で、それぞれの家を10日毎に行き来し生活している。それぞれの家には、新しいパートナーがいてメイジーはその人達とも仲良しになっていく。

実の両親は、次第にパートナーへメイジーの事を押し付ける様になり遠ざかっていく…


メイジーの言葉なき愛くるしい目で訴える力がとてつもなく、とにかくメイジー役の女の子が可愛くて仕方ないです。大人達の勝手な事情で振り回されながらも、自己主張せず寂しくとも涙は人前で見せない。そんなメイジーが時折見せる繊細な表情と眼差しが全てを物語っている作品です。

母親役であるジュリアン・ムーアが、怒りと共にいきなり沸点に達してしまう演技には圧倒されるされますが、今はやめて欲しい…。メイジーが近くにいるから等と思うようになるはずでしょう。

人生経験の浅い幼少時は、毎日が新鮮です。大人になってから味わっても遅くはない感情を知ってしまった子供達は、いったいどの様な大人になってしまうのか?子供の時は理解できなくても、『あの時の事はこんな内容だったんだ…』と月日が経ってから察する事があるでしょうね。少しでも哀しい思い出じゃなければいいですね。

子供は大人が考えているよりも分かってます。