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メイジーの瞳のrnoのレビュー・感想・評価

メイジーの瞳(2012年製作の映画)
3.0
話の設定やシナリオは現実的ですごくよかったけど見ていて気分のいいものではなかった。大人って言うのは子供のことを考えているようで考えていない。考えてるなら単独親権なんて言葉出てこないだろ。子供に隠れて揉めてても子供は見てる。理解出来なくても感じてる。メイジーにとってはみんなが好きなのにそのみんなが仲良くない。行ったり来たりで一緒にいるはずの両親がいない。自分も両親の喧嘩を見て離婚までの流れを経験したからか、メイジーのぐれない真っ直ぐな心がすごく素敵に思えた。
愛しているのはわかる。そばにいたいのもわかる。でも現実は愛しているだけでは一緒にいられない。
見ていて感動もしなければ幸せになることもない。同じ経験をした人からすれば胸糞悪い映画だけれど、本当にメイジーは幼いながらに立派だったと思う。
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