両親が不仲なメイジーは、親の都合に振り回されながらそれぞれの家を行き来する生活を送る。大人の汚い口論や厳しい仕事の話を目の前で度々目撃するメイジーが何度も描かれていて、その時の感情をメイジー自身は1度も話さないけど、心痛む。ナニーの存在もあるけど可哀想。ただメインの大人4人ともメイジーのことを自分の仕事・生活において邪魔者とは扱っていないところはまだいい。
実の親が最低すぎて、それぞれの親の再婚相手であるマーゴとリンカーンがすごくいい人(しかも二人とも美男美女)に見える。実際その2人といる時のメイジーは明るくて楽しそう
印象的だったところ
・ママが贈ってくれた花をお父さんにばれないようにクローゼットにしまってる所。それをマーゴが気遣って永遠に残しておけるから、と押し花にすることを提案する優しさ
・メイジーの幼稚園の友達タイラーが「僕にも父親が2人いるよ。でも1人は死にそう」と言った時にメイジー含めて園児達が笑うところ。深読みしすぎかもしれないけど子供達の皮肉？が残酷笑
・現実的にあの話の続きが気になる。二人とも実の親じゃないから、言ってしまえば誘拐状態だしどうなるんだろう
