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メイジーの瞳のkのレビュー・感想・評価

メイジーの瞳(2012年製作の映画)
3.9
切な〜いけれど最後はデイジーが幸せそうで良かった。
バンドのボーカルの母親がデイジーを寝かしつけるためにベッドで歌うシーンから映画が始まる。一見子供思いで、実際そうだが、子供に愛してると言うものの行動がそれに伴っていない母親と子供に全くと言っていいほど興味がない父親は離婚裁判の真っ最中で、デイジーは二人の喧嘩に起こされることも、誰も学校の帰りに迎えに来ないこともしばしば。タイトル通り、デイジーは口数は少なく目の演技が多くてリアルな子供を演じていたと思う。話の8割はいかにデイジーがぞんざいに扱われているかだった。リンカーンとデイジーのシーン多めだと思っていたけど尺にしてみると結構少ない方だった。リンカーンがものすごい猫背気味で自信なさそうなのが印象的だった。最後の最後でデイジーの気持ちが尊重され、話を聞いてくれる大人が側について、笑顔になれていたので、これからの住む場所や親権争いなど問題は山積みなもののデイジーが嬉しそうでそこにおいて素直に心温まる話だった。 デイジーと話し慣れてない?お父さんが場違いな大人なレストランに朝ごはんに連れて行ったりロンドンに連れていくと言ったもののすぐにやっぱり行かない方がいいよと言ったり酷い人だなあと思った。珍しくアジア系の人が多めに出てるから監督や協力した企業がアジア系なのかと思ったけどそういうわけじゃなかった。アメリカの映画なのに意外だなあ
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