Nakman

メイジーの瞳のNakmanのレビュー・感想・評価

メイジーの瞳(2012年製作の映画)
4.1
・メイジーを演じたオナタ・アプリールちゃんがSo Cute!!

・タイトル通りメイジーの目の表現力が圧巻

・親が離婚した子ならではの空気を読む、大人を観察する、わがままを言わない等が見事に描かれていたし、演じ切ったアプリールちゃんは素晴らしいの一言

・途中までは親の都合で振り回されるメイジーが気の毒で仕方なかった。それだけで泣けそうなほど。

・結末は観ている人がみんな期待したところで落ち着いているので救いがあった。ただ、ラストシーンではそれでも悲しそうな目に見えた。そこも含めて両親がメイジーの心に相当な傷を負わせたというメッセージかなと。

・ほぼ悲しい表情のメイジーの笑顔が見れたときは本当幸せな気分になった

・血のつながりよりも行動で示す愛のほうが深いし子供にも伝わるなと改めて思った

・逆にいうと、母親スザンナを演じたジュリアン・ムーアの身勝手振りは心底腹が立ったので彼女の演技もまた素晴らしかった。
父親ビールを演じたスティーブ・クーガンはムーアほどではなかったけど、イラつきました(笑)

・育ての親マーゴを演じたジョアンナ・バンダーハム、リンカーンを演じたアレクサンダー・スカルスガルドは美男美女&優しさに溢れているという救いの神。

・さらっと観れる99分、思いの外良い作品でした。

気になった方は是非。

以上、『メイジーの瞳(What Maisie Knew)』レビューでした。
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