フィルマのお友達〜!
こ ん に ち は〜!
フィルマお兄さんのアキラナウェイだよ!
今日は面白くない映画を皆に紹介するね!
クリスチャン・スレイターが主演で、ドナルド・サザーランドも出ているよ!凄く大したことない映画だから気絶しそうになるけど、観る予定のお友達は(本当は観なくていいよ!)この後じゃんじゃんネタバレするから気を付けてね!
…と冗談はさておき。
時間潰しに観たらホントに時間が潰れただけだった。
ブルガリアの首都ソフィアの街で、テロリストの首謀者達が暗殺される事件が起きる。元FBI捜査官のロバート(クリスチャン・スレイター)はアメリカ大使より事件の捜査を依頼される。
先ずこのロバートが仕事しないんだわ。
行きつけのお店に行ってお立ち台で艶めかしく踊るベリーダンサーを眺めてばっかり。
捜 査 し ろ !!
捜査と言っても、現場検証ちょろっとして、後は防犯カメラの不鮮明な画像をただ眺めるぐらいの地元警察で十分対応出来そうなレベル。
あ、一応ロバートは妻に先立たれた設定で、妻との思い出のアルバムを眺めてスコッチなんか飲んで傷心に浸ったりする。何だこのベタベタな演出は。
やがてベリーダンサーと恋に落ちるロバート。実はこのベリーダンサーが英語教師と暗殺者(犯人)の一人三役というブッとび設定。彼女は解離性同一障害、つまり多重人格者だった。恐らくこれがこの映画の1番のウリっぽい(けどショボい)。
「あれ?この人って…」
観ていたら直ぐに気付く違和感。髪型とメイクは違えど特徴的なホクロがあるから、製作した側も隠す気なさそう。ところがロバートが全く気付かない。「どこかでお会いした?」ぐらい言えよ!
他にも色々ダサい。
暗殺者の格好。黒のオカッパにサングラス、レザーのジャケットとパンツ。一目で怪しいし目立つ。
暗殺の指令はiPhoneで来たりとか。専用のアプリで。どんなアプリだ!
黒幕がいつも指令を出す時、テーブルの上でコインをくるくるって回すから、表が出るか裏が出るかで暗殺対象を決めるのかと思うでしょう?それが何故かいつも途中でコインを手に取っちゃうから、何がしたいんだかわからない。
黒幕は思ってた通りの人で、ミステリー要素ゼロ。
観終わっても、何がしたかったのかが謎。ある意味このストーリー自体がミステリー。
クリスチャン・スレーター、昔は好きだったけど、何だか今だに80年代、90年代の頃と悪い意味で何も変わらない。髪の毛も後退しないので今まで通りおでこ広いし。
TVドラマ以下のクオリティしかない、ただただダサい映画。
良い子の皆は観ちゃいけないよ!