迷惑な双子の妹に振り回される兄の葛藤を描くコメディ映画。ラジー賞10部門制覇ということで期待して観たが、そこまで酷くなかった。アダム・サンドラーの女装姿に熱狂するアル・パチーノが最大の見所なのは言うまでもないだろう。演技力が卓越している分、物凄い違和感があった。ギャグのテンポも良くはないが、全く笑えないわけではない。テーマは兄妹愛のはずだが、観終わっても双子に憧れるようなことはなかった。アル・パチーノの出演作を何本か観た後に続けて鑑賞すれば3倍くらい笑えるかも。ラストのCMだけ編集したDVDが欲しい。
(鑑賞メーターより転載)