エネルギーの新技術が発明されるが、その技術を小型核兵器に転用するためイスラム過激派は開発者の博士を誘拐する。技術転用を防ぐため海兵隊のエリートチームが事態に立ち向かう。オールドな雰囲気漂うB級ミリタリーアクション。
事が起きて海兵隊チームが急行するまでは展開が早いが、現地についてからはなんかグダグダ…。途中から特殊部隊の話では無くなるし。緊張感がまるで無いし、後半は動きが良くなるが前半は敵味方軍人の役の筈が素人感丸出しの動きでリアリティー無し。格闘アクションもあるけれど動きがもっさりで打ち合わせ感がもろ出し。
ストーリー展開はB級ミリタリーアクションの典型で銃撃戦、格闘アクション、爆発とアクション映画の要素は揃っているのに何故か盛り上がらず面白くない…。主人公に全く魅力が無いのもツラい。ラストバトルはそれなりに観れるが、そこに至るまでが強引ですね。
劇中で流れる音楽は古臭いがエンディング曲は好みだった。全体的にアクション映画同好会が好きの延長で制作したようなクオリティ。B級映画で午後ロードーショーレベルではあるが、そう割りきれば観れない事もない映画。
