はる

きっと、うまくいくのはるのレビュー・感想・評価

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)
2.0
うーん、今の私にはいまいちだったなぁ。自分がつまらない大人になっちゃったって事なのかなぁ。

このサクセスストーリーの流れは好き。
あのひどいパワハラに対して正論で向き合うランチョーはかっこいいし、ヒロインのピアもすごく美人だった。
でも納得いかないシーンもたくさんあった。
カースト社会へのメッセージ性を強く感じたから、コメディーとか若気の至りで受け流す事が出来なかった。
どのスタンスで鑑賞すればいいのか戸惑ってしまった。
せっかく素敵なストーリーなのに、もったいない感じ。

この映画をとやかく言う前に、私はインドの事を知らなすぎるな。

鑑賞後に軽く調べてみたら、確かにインドでは若者の自殺者が多いらしい。
自殺の原因は家族関係、病気、そして結婚に関すること。

この映画にあった通り、家族からのプレッシャーに耐えられず自殺を選んでしまう学生も多いようだ。

以前、『パッドマン 5億人の女性を救った男』を鑑賞した時も感じたけど、日本でぬくぬくと育った私には想像できない程の事情があの国にはある。

インド事情についてもっと知りたいと強く思わせる映画ではあった。
もう少し勉強してから鑑賞したら感じ方は変わるかな?
数年後にもう一度観てみよう。
はる

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