光一

きっと、うまくいくの光一のレビュー・感想・評価

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)
4.8
深刻な社会問題に触れながらも、映画として必要な「喜怒哀楽の網羅」「起承転結の正確性」「伏線と驚きの設置」等々がとことん突き詰められた凄まじいインド映画でした!

約3時間っていうので避ける人もいると思います。けど、他の映画と変わらないくらいの体感であっという間に終わります。本当にそこは不思議。
 
5回目の視聴だったけど、やっぱりこの映画がNo.1だなあ。この映画を超える作品にこれから出会うことはできるのかなあ(笑)。
でも、いつか出会えると信じて、☆4.9、☆5.0は空けておきます。「映画」という素晴らしい文化がこの世界にあって良かったです。

(主演のアーミルカーン。ふと調べてみたら、社会活動を滅茶苦茶やっている凄い人でした…リアルランチョーなのかな…)

ストーリー点5
監督点4
役者点4
映像音楽点5
印象点5
エモーショナル点5
追加点0.1
総合点4.8

ストーリー点…シナリオや舞台設定など。物語に魅力を感じたか

監督点…構成や演出などのセンス。不自然さを潰してリアリティを作れているか

役者点…俳優や女優の凄み、エキストラの質。キャスティングは適役だったか

映像音楽点…撮影や編集のクオリティー。グラフィックデザインや音楽は作品の世界観に寄り添えているか

印象点…作品として記憶に残るインパクトはあったか。個人的な好みはここに

エモーショナル点…笑えたかor泣けたか。感情の振り子を揺さぶられたか

追加点…同じ点数で並んだ他作品群よりも抜きん出ていると思えた場合は0.1〜0.2点加算
光一

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