インドのエリート工科大に通う問題児三人組の物語。
長い！でも、面白い！！！
インド映画といえばコレ、位の傑作と噂のこの作品。長さゆえ敬遠していたけれどついに視聴。これは面白い。三時間あるのに飽きることなく最後まで一気に見てしまった。
ストーリーは割とお約束。ヒットドラマのワンシーズンをそのまま観ているような感覚なのだけど、それが破綻せず急ぎ足にもならず綺麗に三時間に収まっているのがすごい。
ミュージカルに抵抗がないので、途中で唐突に始まる歌やダンスも問題なし。
随所で流れるAll is Well の音楽とエリート３バカ達が繰り広げる陽気なコメディ劇が楽しい。基本的に邦題通り『きっと、うまくいく』のだけど、それは大体予想の範囲に収まっているのだけど、それがどうしようもなくいい。元気付けられる。王道は楽しいからこそ王道になるのだということを分からせてくれた名作。
個人的に一番好きだったシーンはファルハーンの説得。良くあるシチュエーションではあるけれど、そういう風に話を持っていくのかと感心しました。(そしてちょっと泣きました)
