りか

きっと、うまくいくのりかのレビュー・感想・評価

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)
4.6
『マダム・イン・ニューヨーク』で勢いづいてようやく鑑賞できた本作👏✨
一体何年間、観たいリストに入っていたことか。笑
評価も高いし、いつか観たいいつか観たいとずーっと思っては、やっぱりインド映画だしなあ〜で手に取っては棚に戻すをやり続けてきたけど、観て良かった😭✨

なんか、これはもう、インドに限らずどの世界の人にも観てほしいというか、いやむしろ同調圧力だとか強調性だとか統一性を好む日本人こそ観るべき映画だと思う。
「誰のために、何のために、どう学び、どう生きるのか」これが本作の最大テーマだと思う。
勉強がゴールではい、この大学に入って、この仕事に就くのが成功、というような誰かの物差しで測るのではなくて、自分の物差しで、やりたいことや熱中できることに全力を注いで生きる。これが大事だよね。
少し前に観た「October sky」にも同じようなことを書いた気がするけど、それをやり通すのって本当に勇気がいる。
受け入れた方が早いし、めんどくさくないし、抵抗力も少ない。
でも、じゃあ、自分の心はどうなるの?ということ。
ランチョー、すごくすごく素敵だった。
ずっと彼が輝いていたし、心が強かったし、誰よりも自分も友人も周囲の人を愛していることがよくわかる。

だいぶ尺も長いし、いろんなストーリーがつまっているけれど、どれもそんなに薄っぺらくなくてよかった。
まあたまに、それはやりすぎだよね、というような演出もあるけど、まあ映画だしそこはよし。
というか、インド人て感受性豊かななのかなぁ。
割とすぐみんな涙流すからちょっと泣きすぎかなあ😅

本作はまさに歌っで踊って、が満載だった!
寮のみんながシャワールームで踊ってるところは、なんだか青春だなあってじんわりした😢✨

チャトルとランチョーのラストシーンは、伏線回収というか、どんでん返し感が爽快😂✨
インド映画もすごいなあ。
日本映画は、どこまでも離される一方だろうなあ。

マダム〜も、本作も観ていて思ったけど、インド映画にインターバルがあるんだということが一つの学びだった😳
りか

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