MisaSugiyama

きっと、うまくいくのMisaSugiyamaのレビュー・感想・評価

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)
4.6
成功は後からついてくる。臆病になるな。未来は誰にもわからない。

今の世の中を生きる私たちに突き刺さる教えを映画の最初から伝えてくれるこの作品。まさに人生の先生のような言葉ばかりで、小学校の先生になってるのはそりゃそうなるわけだ。

最初は長すぎて、名作と言えど敬遠していたが見出すとずーーーっとこれからどうなるのかというワクワクが途絶えない!
心から見てよかったと思えるし、まだみていないひとがいたら、私もおすすめする作品になること間違いなし!


そして登場人物全員が、こういう人いるいる!と言いたくなる人たちばかり。ファルハーンはゲラだし、ラジューはビビリで泣き虫、学長は堅物、チャトゥルは成績が全てだとおもってる。
小さな人生の縮図のような作品で、人が良いと思うもの、大切にしているものは大切に。懲悪すべき考えには歯向かっていく主人公たちにすごく共感を覚えました。

成功をするのが人生じゃない。優秀であればいい。人生ってこうなれば成功するなんて正解ないんです。
学問を修める上で自殺の絶えないインド。インド映画だからこそ伝わるものも多いはず。

明るく、でもテーマは一貫してあり、シュールな笑いもあって、本当にゲラゲラ笑いながら見ました。24歳にしてこんなに笑いながら泣きながら見た作品久しぶり、、、!

心のデトックスに、ぜひ!
MisaSugiyama

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