TEIMAIL

きっと、うまくいくのTEIMAILのレビュー・感想・評価

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)
5.0
きっとうまくいく(2009年公開作品)
※視聴回数 1回

笑いあり涙ありの最高傑作。インド映画のこれまでの常識を覆す。シリアスな競争社会を描いているが、主人公のランチョーの生き方が素晴らしい。こんな友達を学生時代に持っていたら、人生が変わるだろう。大学時代の友人って本当に大事。

ランチョーは破天荒で変わってる奴だが、行動原理は至ってシンプル。「周りに流されず自分のやりたいことをやる」これって簡単なようで、一難難しい。どうしても周りの目を気にしてしまったり、誰かに気を遣って自分のやりたいことができないなんて経験は誰にでもあるはず。ランジューとファルハーンも最初はランチョーに対して偏見の目を持ってたが、段々ランチョーに感化されていく。この映画の悪役は"学長"だが、彼も彼で悪とは言い切れない憎めない側面がある。

そして、ファルハーンが家族に写真家になりたいことを伝えるシーンは1番泣ける。似たような境遇で過ごしてきた人は感情移入できるはず。親に反対されることを承知で自分の意見を言うって、簡単なことではない。下手な自己啓発本を沢山読むくらいならこの映画を見た方がいい。自分もこれからこの言葉を掲げて生きようと思う。'"ALL IS WELL"
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