シラトリーヌ

アンチヴァイラルのシラトリーヌのレビュー・感想・評価

アンチヴァイラル(2012年製作の映画)
3.5
憧れている人に少しでも近づきたいという欲望を突き詰めるとこうなるのか。服装やメイクを真似るというようなレベルではなく細胞単位で同化したいという欲求、そしてそれを商売にする企業。身近な存在への恋愛感情ではなく手の届かないセレブへの憧れだからこその価値。よく考えたなー🙄
無機質なようで生々しくもある彩度低めな世界観にケレイブ・ランドリー・ジョーンズの病的な白さとかソバカスとか、この上なくハマっていて良い。「スリービルボード」の時と同じ人物とは思えなかった。