あやカフカ

キック・アス ジャスティス・フォーエバーのあやカフカのレビュー・感想・評価

3.0
わかってはいたんだ。
前作のキック・アスが面白いのはヒットガール(クロエ モレッツ)が完全に子供だったから。
美少女ではなく無邪気な女の子。
それがお下劣ワードを連発してオトナをボコスカにする。そこにエクスタシーがあった。
主人公キックアスのヘタレ感も対照的で良かったんだ。
(ここまでは1作目の話。)

本作は…やっぱ危惧してたことが起こってしまったというか。
ヒットガールもティーンエイジャーになり。
更に前作の踏襲のため無理矢理な展開も多い。父の元同僚に引き取られている設定のため、ヒットガールに無駄な足かせが多かったり。
「ヒットガール、早く戦ってくれー!」
(どうせストーリー性なんて無いようなもんなんだから、人間関係のすったもんだはどうでもいいよー!)
クラスメイトの嫌な女に復讐するのも、まぁスカッとはするんだけど。展開は完全に読める。(復讐手段が予想外だったけど。)
かつて子供だったヒットガールがギリ恋愛対象になってしまうのもなんか嫌なんだ。

加えて前作と大きく変わったのは主人公キックアスとヒットガールの関係性。
かつてはスキルで言うと雲の上の存在だったヒットガールが、肩を並べるとまでいかないが同志のような存在に。
それはそれで物語としてはいいけどヒットガールの希少性が薄まるというか。
(主人公、筋トレ頑張ったなー、とは思う。)

とまあここまで書いて実感するのは、やっぱヒットガールが好きなんです。
クロエ モレッツめっちゃ可愛いもん。
全身映ったときも「足ながっ!」て思ったし。
だからこそその他大勢のキャラ(=凡人)よりめいっぱい登場して欲しいんだ。

他のキャラでいうと敵の神取忍みたいなやつは好き。女版シュワちゃんみたいな。

相変わらず、人が死ななそうで死ぬ。
普通の映画とは逆。
え、これ普通実は生きてる展開じゃん?って思っても容赦なく死にます。
そもそもこんなに人が死んだのは「毎日刺激がないー、暇ー」って動機だからね。もう浮かばれな過ぎるよ。
モラルとは、正義とは、とか本作シリーズに持ち込んじゃいけないけど。
むしろモラルをガン無視する、また正義を極端に描くことでアンチテーゼになっているのかな。

ジャスティスフォーエバー!!笑