スワヒリ亭こゆう

ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょうのスワヒリ亭こゆうのレビュー・感想・評価

4.5
7つのSEXにまつわるオムニバス映画です。

近年のウディ・アレン映画に見慣れているとかなり違和感を感じるかもしれません。
冒頭でオムニバスと言いましたが、コントだと思って観るとしっくり来ると思います。
その位、ウディ・アレンが全力で笑いを取りにいってます!
ハリウッドの定番のドタバタコメディとは違い、日本の笑いに近くて、シュールなコントは僕の性に合ってるんでしょう。かなり楽しめました^o^
基本、下ネタですしね(笑)


注:ざっくりとこの映画の感想を書きますが、オチを伏せておきますので、感想が伝わりにくいと思います。
良ければお付き合い下さいm(__)m


1話:宮廷に仕える道化師に扮したウディ・アレンが王女とSEXしようと媚薬を王女に飲ませて、SEXしようとすると…

話自体はベタですが、あるアイテムがど下ネタで、思わず笑っちゃいました。
ウディ・アレンの役が一番、彼っぽい役でした。


2話:内科の医者の元におじさんが診療にやってくるのだが、理由が「羊に恋をしてしまい、関係をもってしまった。」と衝撃の告白をする。内科医にその羊を見せるのだが…

7話中、1番シュールかもしれません。
とにかく発想で遊んでる感じと実験的なコントは、この映画が性に合うかどうかの分かれ道の様な気がします。
僕は…モチロン好きです‼︎


3話:不感症の妻を何とか感じさせようと奮闘する夫(ウディ・アレン)。
ある事がきっかけで妻が…

コレは笑いとしては薄いけど、SEXについては1番的を得ている気がします。
ウディ・アレンがクールな役をやっているのが見どころでしょう。


4話:女装好きのおじさんの話。
娘のフィアンセの家にお呼ばれした夫婦。
夫は家の中で女性物の服を見つけ、ついつい着てしまう…

コレが1番、ベタなコントです。
そして、1番ウケるコントでしょう。
万国共通の笑いだと思います。


5話:恐らくアメリカのTVのパロディで、どんな変態かをあてるクイズ番組。

この笑いの発想の凄いのは、【変態というのを当てさせる】というのが凄いと思います。
クイズの出題者が実は変態でしたっていうオチじゃなくて、変態有りきでどんな変態かをマジメにクイズで解答している様が面白いんですよね。
ウディ・アレンの笑いのパターンの多さに感嘆しました。


6話:唯一、SFチックな話。
ある研究者の元を訪れた研究者ビクター(ウディ・アレン)と女性記者ヘレン。
その研究所では非人道的な研究が行われていて、ヘレンが研究対象として危険に晒される。間一髪、ビクターがヘレンを救い出すが…

この話は7話中で一番、評価は低くなりますね。
オチが少し弱かったですね(^_^;)


7話:男の体の中をNASAの様な施設に見立て、身体の中の各部位が擬人化されていて、脳が各部位にまるで作戦本部の様に指令を出しているという設定。
男がSEXに至る過程を描いていて、ウディ・アレンの役は…精子(爆笑)

もう7話まで来たら、ラストはデカい花火を打ち上げたもん勝ちですからね。
いや〜凄いシュールだけど、面白い。
精子になってもキャラはウディ・アレンそのものですからね。
1番、オススメ回です(笑)