風間

愛のコリーダの風間のレビュー・感想・評価

愛のコリーダ(1976年製作の映画)
2.5
男と女の、愛欲を映画にしたものである。
9.5割裸で交わっているシーンだと思うが、AV感はない。AVは所謂性処理として作られた映像で大袈裟感がある。しかし、これはハードコアポルトではあるが本能のままに生きた男女の姿であって、気持ち悪さは一切ない。
ただ、あまりにも交わるシーンが多かったため、なぜこれを映画にしたのか、映画が伝えたいことは一体何なのか考え出してしまった。(そして正直分からなかった)
少々ハードだったが、あの髪型でイケてる藤竜也がいたから観れた。これはとても感じる。

なんも考えないでこの映画はどんな映画かと聞かれたら、「昭和のメンヘラ映画」と答えるだろう。
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