PiperWright

愛のコリーダのPiperWrightのレビュー・感想・評価

愛のコリーダ(1976年製作の映画)
4.3
女優のヌードや俳優が本当に行為をしてるとか宣って客集める映画が洋画に多いけどそこに必然がなければ映画としては愚の骨頂!私はバッサリ切り捨てます!しかしこの映画はすべてのシーンが媚びてない必然のシーン 一瞬たりとも無駄なシーンがない!大島渚が全身全霊をかけて包丁一本晒しに巻いて世界の映画界にでいりをかけた映画!驚いた古い頭の危篤権力者の手によって彼長い間弾圧された!性と愛を通じて人間を描いた傑作 松田映子さんの美しさと演技にまた藤竜也の男臭さ目を見張ります
いい加減芸術表現に蓋をするのはやめませんか?僕は無修正版を見たので監督の伝えたいことがダイレクトに分かりました!いわば肉体における嘘偽りの無いコミュニケーションの表現であります。愛してるゆえに殺すのか?死ぬほど愛しきっていたのか?これにボカシ入れたら草上の昼食や裸のマハに包装紙かけるようなもんですよ!全映画ファンが見るべき金字塔 僕は何度か観て見るたびに発見のある映画 大島渚マニアのせいもありますけど 上手い女優さんだけどこの映画出演後はこの映画のイメージがついてしまった為か数本出ただけで映画界からいなくなってしまったのが残念です。今では考えられないくらい70年代の日本は封建的でさえありました
徹子の部屋に藤竜也が呼ばれた時に恥ずかしそうにお恥ずかしいものをお見せして と言ってたのが可愛らしかった
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