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愛のコリーダのtのレビュー・感想・評価

愛のコリーダ(1976年製作の映画)
3.5
局部のアップをこれみよがしに映す下品さ(特に序盤。殿山泰司の股間…)が気に入らないが、過去も未来もない2人の暮らしぶりの切り取り方が徹底していて良い。淀んだ空気、匂い立つ部屋。なんと言っても藤竜也の、すべてを受け入れる聖母のような落ち着きよう。つい松田暎子を芦川いづみに変換して観てしまう。海外受けはしそうだし実話のインパクトはあるが名作感はあまりない。
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