気になっていた作品。
ステージ4の胃がんと診断された父のエンディングノートと、最期の生き方を、娘が本当に近くで撮ったドキュメンタリー。
息ができないほど涙が出た。
この家族を知らない自分が泣くなんておこがましい…
だけど、家族の、夫婦の、本当の会話やふれあいが心にズシリと来た。
エンタメ・フィクション作品とは一線を画す。
これが本当の出来事で、本物の言葉だということが、大きな価値なんだと思う。脚本では決して書けない、伏線もない、リアル。すごい。
*****
病気や治療のせいで体はとてもつらいだろうに、そんなときにも冗談を言って周りを和ませて、穏やかでいる砂田さん…。すごいな。自分にそんなことできるだろうか。