ゆき

エンディングノートのゆきのレビュー・感想・評価

エンディングノート(2011年製作の映画)
3.8
引き際

「死」に向かっていくというのに、どこか軽快なリズムで展開される一作。
終活というワードが日常に溶け込むようになった昨今、帰省の際に親とそんな話をした矢先にこの作品を知った。
「昭和」気質の父親。段取り命の父の意思を尊重する子供たち。
決して、感動に寄せるわけではなく、事実を見た。
家族の光景。
自分にも訪れる「その日」のために。
***
67歳で勇退した父親。第二の人生の始まりはガン宣告だった。自分の人生を総括するべく、父親は「エンディングノート」を残す。
ゆき

ゆき