いよいよ死が迫り、切迫した状況のなか、想定外のトラブルが起こる。困惑し悲壮感漂う家族に囲まれながら、主人公だけは平然と、「そんなこともあると思って準備しておいた」とプランBを発表する。
人生のエンディングを前にした人間なのである。はずなのである。そしてノンフィクションのドキュメンタリー映画なのである。正直びっくりなのである。
死に対する主人公の姿勢が、何より彼の生き様を物語っており、一人の人生において何が重要か、何が本当に大切なのかを確固として掴んだ者の世界の高さがそこにあった。
続く。。
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