闇から始まり闇に終わる
ショートなストーリー。
次から次へと現れ、
然るべきところに収まる
「パーツ」たち。
全てが揃い、知恵がついても、
結局は身動きができなくなる
そんな皮肉な結末に
私たちは何を考えるのか。
短い中に込められた
シュヴァンクマイエル監督の
思考の世界。
部屋に対する人間の大きさのチグハグは
代表作「アリス」にも繰り返し現れる。
ここが肝なんだろうと考えたけれど、
他を捉えている人もいる。
たくさんの捉えどころがあって
レビューが凄く楽しい。
ぐにゃぐにゃと考え続けていたい感じ。