えみぬ

海がきこえるのえみぬのネタバレレビュー・内容・結末

海がきこえる(1993年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

とても甘酸っぱい
テンポが良すぎてコンパクトに収まってるけれど見終わったあとに余韻に浸れる作品

杜崎は優しくて、高校生にしては精神が大人で、友達のために本気で怒れるいいやつ。武藤に振り回されるのが楽しかったんだろうなぁ
松崎はただただ切ない。小浜ちゃんが、お風呂で寝る人だってって話した時察する細やかな動きも切ない
武藤ちゃんは同級生だったらなんかキツい子だなって思いそうなんだけど、本当は愛されたくて、不安でいっぱいで虚勢を張っていて、調子が良くて可愛い

お気に入りのシーンは西新宿のホテルで母親と電話してるところ

ラストのその先は2人付き合うかもしれないし、大人っぽくなった武藤ちゃんは東京で彼氏ができているのかもしれないし、その辺りが想像できる終わり方なのも良かった
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