おかみにゃん

TOKYO TRIBEのおかみにゃんのレビュー・感想・評価

TOKYO TRIBE(2014年製作の映画)
3.0
2014/9/3
もうええやん、と思いながらも観てしまう園子温映画。
今回も、セリフのほとんどはラップで「世界初・バトル・ラップ・ミュージカル」という奇想天外な作品。
ラップなんて全然わからないし、興味ないし、観てもダルいだけかと思ったけど、意外とちゃんと観れた。
TRIBE(族)同志の抗争の原因は、とてもとてもばからしいことなのだけど、「戦争だって、はじまりは些細なこと」というセリフ(ラップ)には強く同感。
見どころは、花子とアンの英治さんと同一人物だとは思えない鈴木亮平の怪演。ラップもお上手。
窪塚洋介の狂気も〇。
清野奈名という女の子がすごい。
暴力シーンも以前よりオブラートに包まれて観やすくなった。
やっぱり園子温の異才・奇才には目が離せないかも。