このレビューはネタバレを含みます
「花子とアン」をセットで観ると、より面白い。ついでに「HK変態仮面」も観ると更に面白い。
とにかくぶっ飛んだ内容。台詞にもあるように「意味」を考えること自体がナンセンス。「ろくでなしBLUES」をもう少し大きなスケールに、かつもう少しエロくしたらこの作品になると思う。
あと、しょこたんが叶美香の妹役で出てた。チャイナドレスで「らしくない」と思いながら観ていたら、最後はやっぱり期待を裏切らない展開に。やっぱりしょこたんは「オタク」なキャラクターだよね。
それにしてもこの作品を「ラップ」のミュージカルに仕立てるなんて発想はスゴいと思う。ミュージカルになったお陰で、最後まで陰惨な気持ちにならずに観ることが出来た。「癒し」を完全否定するこの監督にしては、いい意味で「らしくない」作品だったとも思う。
不満な点を挙げるとしたら、やっぱり神楽坂恵のヌードがなかったこと。