ナマラマナ

武士の献立のナマラマナのレビュー・感想・評価

武士の献立(2013年製作の映画)
2.5
昔から、料理は女性の方が上手なのに(一概には言えないけどね)、なぜレストラン界のシェフとかは男性ばかりなのか?って疑問に思っていたんですよねぇ。
答えは・・・男性の方が味覚にムラが無いかららしいのですが。
この映画は、お殿様やその家族の食事を作る「包丁侍」の話ですが、日本でもやはりそういう台所仕事は男性だったのねぇ~と。(笑)
おまけに「侍」じゃないとなれないっていうのも、ちょっとなんかヘンな感じではありますね。
小さい頃から剣術に励み、立派な侍になることを夢見てきた主人公は、後継ぎということで、包丁侍に。
それで仕事に身がはいらない鬱々とした日々を過ごしているのですが、そこへ料理がとても上手な一度離縁されてもどってきたという嫁を父親が決めて来ます。その嫁役は上戸彩で、気の強いところなどとっても合っていてよかったです^^
そして、徐々に嫁に教えられて・・・最後はお国のために重要な働きを・・・という、よくあるストーリー展開ではあります。
でも、調理の仕方とか見せ方がうまく、飽きることなく最後まで観れました。
ケチをつけるとしたら、主人公の包丁侍を演じた高良健吾がイマイチかな・・・。セリフの読み方が私はあまり好きじゃないかも。
ラストの展開もきっとこうなるなぁ~通りでしたが、ニッコリ^^になりました。
可もなく不可もなく、っていう感じでした。
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