リバーオブグラスやウェンディ&ルーシーなどで知られるケリーライカートの作品。広大な砂漠を西部へと向かう三組の家族の話。
インディーズ系の良い西部劇でした。特に撃ち合いとかはないけど、ヒリヒリとした緊張感がひた走っていたのは良かったです。人物描写が興味深く、特に女性たちは三者三様で、皆リアルに見えました、というのも今作は役者の演技もさることながら撮影と照明が素晴らしかったです。地味なストーリーだけど、この監督ならではの演出によって上質なドラマへと仕上がった印象を受けました。
インディーズ系の西部劇が見たい人にはオススメ出来る作品です。