イノセント・ガーデン
パク・チャヌク監督のハリウッド映画デビュー作。
”人間ではない存在の三部作”のうちの一つ。
「渇き」と「サイボーグでも大丈夫」は見たことあるので全て見たことになる。ただ、全部見た感想としては全体的に微妙だった。
今作は、主人公の価値観が通常とは異なっているので共感し辛いのと、もう少し普通の人間も登場して欲しかった印象。でないと比較が難しい。
叔父のチャーリーの事を最初は警戒していたが、その不気味さに少しずつ惹かれていく。その姿によってインディア自身もそっち側の人間という事がわかってくるストーリー。
抑えられない衝動。普通の倫理観は通用しない、理解し難い感情。まさしく”人間ではない存在”。ただ、人間のようで人間ではない見え方だと「なぜそうなるの?」という疑問が先行してしまい、なかなか映画に入って行きづらいなと感じた。