Azuという名のブシェミ夫人

イノセント・ガーデンのAzuという名のブシェミ夫人のレビュー・感想・評価

イノセント・ガーデン(2013年製作の映画)
3.6
何でしょう・・何か惜しいなぁ。
雰囲気とか“音”はこだわっててイイ。
他にも書いてる方がいますが、卵を使ったあの音なんて
ある意味衝撃でしたし。
狂気と隣り合わせの、触れたら切れそうな美しさみたいなものの表現も良かったんですが、あっけない・・・というか。
まぁそうだろうな、というストーリー。

靴が彼女の変化を象徴しているんですが、の割にインディア自体にあまり劇的な変化を感じない。
叔父さんが居なくてもいずれこうなったんでは・・・という気もしないでもない。
叔父さんにもっと危ういカリスマ性みたいなのがあったらなぁと思うのですが、どうなんでしょう。
変な言い方だけど、彼は狂人界の中では凡人な気が。笑
マシュー・グードは好きなんですけどね、脚本が良くないのかな。
最初この役コリン・ファースが受けてたみたいで、それはそれで見てみたかったです。